セイコーエプソンは次第高となり前日までの4日続落幅を過半回復

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■キヤノンがプリンター好調などで業績予想を増額し連想買いも

 セイコーエプソン<6724>(東1)は7月20日、次第高となり、取引き開始から1時間40分に迫る午前10時40分にかけて6%高の1927円(102円高)をつけ、前日までの4日続落の合計下げ幅195円の過半を奪回した。

 キヤノン<7751>(東1)がプリンターの好調などを要因に業績予想の大幅な増額修正を発表し、8%高前後で活況となっているため連想買いが入ったと見られている。イコーエプソンの第1四半期決算発表は7月30日の予定。

 キヤノンは7月19日の取引終了後、今12月期の連結業績予想の大幅な増額修正を発表し、営業利益は従来予想を42.9%上回る額(前期の2.5倍)に見直した。インクジェットプリンターが在宅勤務などにより強い需要を継続としたほか、世界各地域でカメラへの関心・需要が高まり、フルサイズミラーレスカメラ、交換レンズなどが好調、とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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