28日上場のブレインズテクノロジーは後場も買い気配を上げ公開価格の78%高で始まる

株式市場 IPO 鐘

■前場は気配値のまま初値つかず

 7月28日新規上場となったブレインズテクノロジー<4075>(東マ)は買い気配を競り上げる展開になり、前場は気配値のまま初値がつかず、公開価格1780円を75%上回る3120円で買い気配。後場は一段と気配値を上げ、同じく78%上回る3170円の買い気配で始まった。

 エンタープライズAIソフトウェア事業、AI・機械学習を活用したデータ検索、およびデータ分析製品・サービスの開発、提供などを行い、設立は2008年8月。

 機械学習技術の実用化を目的に、複雑で膨大なセンサーや動画像から、AI技術を用いて新たなアプローチで現場の課題を解決する異常検知ソリューション「Impulse」は、企業の「競争力と生産性の向上」を強力に支援する。

 業績見通し(2021年7月期、個別、会社発表)は、売上高が8.62億円(前期比36.5%増)、当第3四半期終了時点で6.46億円と堅調に推移。営業利益は1.35億円(同94.6%増)、当期純利益1.04億円(同32.8%増)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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