アドバンテストが急反発、業績・配当予想の増額修正と自社株買いなど好感される

銘柄フラッシュ

■未定だった9月中間配当は1株50円の見込み(12円増配)に

 アドバンテスト<6857>(東1)は7月29日、急反発後も次第に上げ幅を広げ、取引開始から30分を過ぎた午前9時30分過ぎには7%高の9760円(620円高)まで上げて出直りを強めている。28日の取引終了後に第1四半期決算と業績・配当予想の増額修正、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、買い材料満載となった。4月に1万円台の高値がある。

 今期・2022年3月期の連結業績予想は、世界的な半導体不足により生産能力増強投資の拡大傾向が続くとの予想などに基づき、売上高は従来予想を10%引き上げ、同じく営業利益は18%、純利益は17%引き上げた。また、未定だった9月中間配当を1株50円の見込み)前年同期実績比12円の増配)とした。

 自社株買いは、上限株数1000万株(自己株式を除く発行株数の5.1%)、取得総額700億円を上限として、2021年8月2日から22年3月24日まで実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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