大丸エナウィンは「自宅で酸素吸入療養」などへの注目衰えず後場再び急伸

株式市場 銘柄

■在宅酸素機器の提供など材料視され投機妙味増す

 大丸エナウィン<9818>(東2)は8月23日の後場、14時過ぎから再び上げピッチを強め、23%高の2075円(390円高)まで上げて一段と反発幅を広げている。LPガス直販事業などとともに、「自宅で酸素吸入をしながら療養し社会復帰がなるよう支援する在宅酸素療法(中略)などの機器を医師の処方に基づき供給」(同社HPより)するため、東京都などで新型コロナ在宅療養者・入院待機者が一段と増加といった報道を受けて人気が再燃している。

 8月4日に2169円まで上げ、10日には1499円まで急反落したが、16日に2044円、20日には2186円と再び高値を更新した。値動きの荒さが目立ち、需給先行の相場になっているが、その分、投機妙味がカキ立てられるようだ。

4日、2日続けてストップ高となり、取引開始後まもなく気配値のまま2169円(400円高)に達した。政府が新型コロナ患者の入院に関する方針を打ち出したことを請け、在宅医療関連事業が注目されており、値がつけば上場来初の2000円台になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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