【株式市場】日経平均は2000年以来の高値を更新し材料株も手替わりで活況

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万809円42銭(381円23銭高)、TOPIXは1676.40ポイント(27.79ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加して28億3127万株

チャート11 23日後場の東京株式市場は、前場上げた三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)や保険株などは高値もみ合いに転じたが、株主総会終了と伝えられたソニー<6758>(東1)が一段ジリ高となるなど電機、自動車などに上値を追う銘柄が見られ、日経平均は一段と上げ幅を拡大して大引けにかけて381円23銭高(2万809円42銭)まで上げ、終値もこの値で高値引け。5月28日につけた2000年以来の高値を更新した。日経JASDAQ平均は2006年以来の高値に進み、。東証マザーズ指数は年初来の高値を更新した。日経平均の上げ幅今年最大となった。

 後場は、前場まで連日急伸のさが美<8201>(東1)が14時に特別損失を発表したため一気に値を消して小反落となったが、入れ替わるように株価が2ケタのナイガイ<8013>(東1)東京衡機<7719>(東2)などが一段高となり、低位材料株物色は活発。トランスジェニック<2342>(東マ)はストップ高などバイオ株の一角も高く、データリンクス<2145>(JQS)はマイナンバーなどへの期待でストップ高。

 東証1部の出来高概算は増加して28億3127万株(前引けは14億9146万株)、売買代金は2兆8522億円(同1兆4432億円)。1部上場1886銘柄のうち、値上がり銘柄数は1550(同1350)銘柄、値下がり銘柄数は254(同395)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前場に続いて全業種が値上がりし、値上がり率上位は空運、その他製品、金属製品、保険、精密機器、証券・商品先物、パルプ・紙、鉄鋼、銀行、その他金融、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る