カネカは生分解プラ製スプーンの導入促進などに期待強まり後場一段と強含む

株式市場 銘柄

■すでにファミマのストロー、スプーンに使われ有料化義務を機に広がる可能性

 カネカ<4118>(東1)は8月24日の後場、一段と強含む相場となり、13時30分にかけて6%高の4520円(270円高)まで上げて大きく出直っている。同社の生分解性ポリマー『Green Planet』がファミリーマートのスプーンに採用されたと6月に発表済みで、直近、プラスチックごみ削減を目指して「スプーンなどプラ製12品目、有料・再利用義務に、来春から」(日本経済新聞8月22日付朝刊)などと伝えられ、導入促進の期待が強まったとの見方が出ている。

 発表によると、カネカの『Green Planet』は、同社が開発した100%植物由来の生分解性ポリマーで、海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE」を取得しており、幅広い環境下で優れた生分解性を有する。Green Planetの環境負荷低減に貢献する点が評価され、4月に導入開始されたストローに続き、スプーンに今回採用された。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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