【株式市場】日経平均は朝方の103円高を上値にダレ模様となり小幅安、鉄鋼、空運など高い

◆日経平均は2万7693円42銭(31円38銭安)、TOPIXは1931.08ポイント(4.58ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なく4億1772万株

 8月26日(木)前場の東京株式市場は、NY株続伸、S&P500の連日最高値などを受け、日本製鉄<5401>(東1)やブリヂストン<5108>(東1)などが上げ、日本航空<9201>(東1)なども高い。一方、ソニーG<6758>(東1)や信越化学<4063>(東1)は朝方をお除いて軟調に推移。日経平均は取引開始後の103円48銭高(2万7828円28銭)を上値に伸びきれず、前引けにかけては40円30銭安(2万7684円50銭)まで軟化する場面があった。

 双信電機<6938>(東1)が好業績とチャート妙味などから東証1部の値上がり率トップ。東都水<8038>(東1)は政治銘柄との見方もあり再び高値。川口化学<4361>(東2)は業績拡大に加え医薬中間体の製造受託も注目され出直り拡大。クリングルファーマ<4884>(東マ)は米国提携先の臨床試験開始など材料視されストップ高。CAICA<2315>(JQS)はフィスコグループとの協業やZaif社のグループ化など材料視され底練り相場からの出直り継続。

 東証1部の出来高概算は少なく4億1772株、売買代金は9617億円。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は985銘柄、値下がり銘柄数は1058銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が上げ、空運、鉄鋼、陸運、銀行、証券商品先物、石油石炭、その他金融、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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