【株式市場】日経平均は後場底堅く推移し小反発、一方TOPIXは戻しきれず小反落

証券取引所 銘柄

◆日経平均は2万7742円29銭(17円49銭高)、TOPIXは1935.35ポイント(0.31ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なく8億6075万株

 8月26日(木)後場の東京株式市場は、1ドル110円台に入る円安基調などを受け、前引けにかけて軟調だったトヨタ自<7203>(東1)が取引開始後に堅調転換し、日本製鉄<5401>(東1)は中盤にかけて一段ジリ高となった。日本航空<9201>(東1)も一段強含んだ。日経平均も取引開始後に堅調転換しながら小動きを続け、大引け間際は軟化してから切り返して小高くなり前日比で反発。一方、TOPIXは戻しきれず前日比で反落した。

 後場は、キッコーマン<2801>(東1)が米国景気回復期待などで一段と強含み、オルトプラス<3672>(東1)とアクセルマーク<3624>(東マ)は電通グループとの3社連携が材料視され朝から大引けまで買い気配のままストップ高。レオクラン<7681>(東2)は医療機器需要増や9月決算への期待などで一段高。クラウドワークス<3900>(東マ)も9月決算への期待強まるとされて一段と出直り拡大。すららネット<3998>(東マ)は幼児園・小中校の休校が増えるようなら注目とされて再び出直り。ハマイ<6497>(JQS)は水素容器や酸素容器の需要増がバルブ拡大の要因とされて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は少なく8億6075万株、売買代金は2兆61億円。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は826(前引けは985)銘柄、値下がり銘柄数は8260(同1058)銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種(前引けは13業種)が上げ、値上がり率上位の業種は、空運、鉄鋼、陸運、銀行、鉱業、証券商品先物、ゴム製品、不動産、食料品、保険、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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