【株式市場】日経平均は朝方280円高まで上げたが円高のため上げ幅縮める、海運、鉄鋼が活況高

◆日経平均は2万7718円86銭(77円72銭高)、TOPIXは1941.86ポイント(13.09ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億5087万株

 8月30日(月)前場の東京株式市場は、米S&P500種などの最高値を受けて米国景気への期待が強まり、日本郵船<9101>(東1)や日本製鉄<5401>(東1)が一段高となり、半導体関連株も高い。日経平均は朝寄り後に280円41銭高(2万7921円55銭)まで上げたが、為替は円高とあって急速に値を消し、午前10時50分にかけては一時15円49銭高(2万7656円63銭)までしぼみ低空飛行となった。
 ランドコンピュータ<3924>(東1)とG-7ホールディングス<7508>(東1)が9月末の株式分割発表が好感されて急伸し、リミックスポイント<3825>(東2)は引き続き子会社ビットポイントジャパンの「エイダコイン」開始などが材料視され一段高。HENNGE<4475>(東マ)は「標的型攻撃」対策を10月開始との観測報道などが材料視され続伸一段高。コーユーレンティア<7081>(JQS)は新サービス「狭小オフィス向けソリューション」が材料視され出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億5087万株、売買代金は1兆768億円。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は1707銘柄、値下がり銘柄数は380銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が上げ、鉄鋼、海運、非鉄金属、鉱業、石油石炭、空運、繊維製品、倉庫運輸、卸売り、ガラス土石、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る