アイロムGは次第高、新規ゲノム編集技術の特許に注目集まる

株式市場 銘柄

■第1四半期の大幅増益もあらためて見直され買い材料視

 アイロムグループ(アイロムG)<2372>(東1)は9月3日、次第高となり、取引開始から1時間を過ぎた午前10時過ぎには2201円(92円高)まで上げ、6月12日以来の2200円台復帰となっている。2日の夕方、同社グループが開発した新規ゲノム編集技術が9月1日付で特許査定を受けたと発表し、買い材料視されている。

 発表によると、特許を取得した新規ゲノム編集技術は、すでに100%子会社の(株)IDファーマが販売している遺伝子改変キット「GenoTune」で使用しているという。

 アイロムグループの第1四半期の連結決算はSMO(医療機関の治験支援)事業、CRO(医薬品開発業務受託)事業とも大きく伸び、売上高は前年同期比53.3%増加し、経常利益は同4.3倍に拡大した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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