インフォマートは国産ジビエの外食産業向けの販路開拓・拡大を支援

■国産ジビエの認証施設とオンラインで結び、プロモーション活動の支援を開始

 国内最大級のフード業界向けプラットフォームを運営する、インフォマート<2492>(東1)は2日、外食産業の業界団体である一般社団法人日本フードサービス協会(JF)と連携し、「国産ジビエ認証制度」等の認証を取得した食肉処理施設から全国の飲食店向けに供給される安全安心なジビエの販路拡大とプロモーション活動の支援を開始したと発表。

 ジビエは低カロリーで栄養価の高い食材にもかかわらず、飲食店からは「取扱いが難しい」「高価」といったイメージが強く、専門店以外の飲食店には広がりにくい現状がある。

 また、ジビエを取り扱う飲食加工流通業者、食肉処理業者においては、コロナ禍の影響により飲食店の時短営業、営業自粛、店舗数縮小等から販売機会が減少している。さらに展示会の中止等、新規の取引先開拓の難易度も高まっている。

 一方、農林水産省では、『被害防止のための捕獲を進めるだけでなく、捕獲鳥獣を地域資源(ジビエ等)として利用し、農山村の所得に変えるよう、有害鳥獣を「マイナス」の存在から「プラス」の存在に変える取組を全国に広げていくことが重要』とした総合的な対策を実施し、捕獲した野生鳥獣の命を無駄にすることなく、ジビエとしての利用促進を推奨している。

 同社はJFと連携し、より安全なジビエの提供と消費者のジビエに対する安心の確保を図ることを目的に制定された「国産ジビエ認証制度」等の認証を取得した食肉処理施設の販路開拓・拡大を目的としたプロモーション活動を共同で支援する。具体的には、同社の「BtoBプラットフォーム 商談」上にて、オンライン商談の活用とオンライン展示会への出展を促進し、全国の飲食店(買い手)に商品を直接訴求する場を提供する。

 「BtoBプラットフォーム 商談」内では、「ジビエ特集」ページを開設。ジビエ認証施設及び商品をページ内で紹介することで、飲食店(買い手側)のジビエ利用促進につなげていく。さらに、飲食店のメニュー開発のヒントとなる「レシピマート」でジビエのレシピを掲載。ジビエを利用したメニュー開発や、新たな具材・商材の発掘に繋げていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る