【株式市場】日経平均は4日ぶりに反落だが海運、半導体株などは後場再び売買活発

東京証券取引所

◆日経平均は3万511円71銭(158円39銭安)、TOPIXは2096.39ポイント(22.48ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億572万株

 9月15日(水)後場の東京株式市場は、日本郵船<9101>(東1)が一段ジリ高など海運株が上げ、レーザーテック<6920>(東1)も一段高など、半導体関連株物色も再燃。昼に北朝鮮のミサイル発射が伝えられたものの、このところ全体相場を牽引してきた買いは健在の様子で、日経平均は13時過ぎには96円69銭安(3万573円41銭)まで回復しながら底堅く推移した。大引けは158円安で4日ぶりの反落となった。

 後場は、サインポスト<3996>(東1)が一段と上げ、合弁会社による無人決済システムの納入先拡大など好感されて3日連続大幅高。広栄化学工業<4367>(東2)は新型コロナ対策の「レムデシビル」原材料と「アビガン」の原材料を製造するとされて前場上げたまま高値圏で推移。フロンティアインター<7050>(東マ)は黒字化予想などが好感され2日連続ストップ高。プロルート丸光<8256>(JQS)は新型コロナ陰性証明が制度化されるなら抗原検査キットに注目とされ出直り高。

 東証1部の出来高概算は12億572万株(前引けは6億934万株)、売買代金は3兆1502億円(同1兆5309億円)。1部上場2188銘柄のうち、値上がり銘柄数は329(前引けは190)銘柄、値下がり銘柄数は1783(同1958)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は、海運、1業種のみ(前引けも海運のみ)にとどまった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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