エアトリは新格安航空「TOKI AIR」への期待も加わり値上がり率トップ

■観光、鉄道航空、飲食などの関連株が活況高の中、買い材料視される

 エアトリ<6191>(東1)は9月30日、一段高となり、午前9時50分にかけては10.3%高の4300円(400円高)前後で推移し、東証1部銘柄の値上がり率トップとなっている。「緊急事態宣言」の解除決定を受け、旅行・観光、鉄道、航空、飲食などの関連株が連日活況高となる中、2022年中に新LCC(格安航空会社)TOKI AIR(トキエア株式会社、新潟市)が運航を開始する予定で、エアトリにとっては格安航空チケット関連事業に追い風になるとの期待が出ている。

 トキエア(TOKI AIR、TOKI Aviation Capital Co.,Ltd.)は、新潟空港を拠点に、北海道、東北、中部、関西への路線を計画するとされている。直近は、「トキエアは29日、ノルディック・アビエーション・キャピタル(アイルランド)と航空機2機のリース契約を結んだ」「2022年就航へ向け準備を加速する」(日本経済新聞電子版9月29日20:02)と伝えられ、改めて注目し直される形になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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