【株式市場】日経平均は朝方516円安だが持ち直し新規上場株は好発進

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万337円34銭(368円81銭安)、TOPIXは1638.62ポイント(28.41ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億6673万株

チャート14 29日前場の東京株式市場は、欧州がギリシャに対する金融支援の延長を停止したことなどを受けて株価指数の先物から売り先行となり、日経平均は朝方に一時516円07銭安(2万190円08銭)まで急落する場面があった。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)など多くの銘柄が朝方を安値に持ち直し、トランスジェニック<2342>(東マ)は経産相のプロジェクト参画などが材料視されて連日急伸し、IBJ<6071>(東2)は東証1部昇格などが好感されて上場来の高値に進んだ。

本日上場となったナガオカ<6239>(JQS)は石油プラント関連装置や水処理関連装置などを手がけ、買い気配でスタート。10時16分に公開価格1600円に対し2250円で初値がつき、高値は2268円、前引けは2029円となっている。

東証1部の出来高概算は13億6673万株、売買代金は1兆2929億円。1部上場1887銘柄のうち、値上がり銘柄数は102銘柄、値下がり銘柄数は1757銘柄となった。

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