クックパッドが後場一段高、生鮮宅配ボックスの設置に注目集まる、もみ合い煮詰まる様子

■帰宅途中に食材を受け取るサービスを拡充

 クックパッド<2193>(東1)は10月6日の後場、一段ジリ高基調となり、14時過ぎには本日現在高の248円(8円高)まで上げて出直りを強めている。正午前、「東京モノレール羽田空港線に生鮮宅配ボックス『マートステーション』を設置開始」と発表しており、これが好感されたとみられている。

 生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」を、東京モノレール株式会社(東京都港区)と協力し、東京モノレール羽田空港線天王洲アイル駅に設置し、2021年10月6日から受け取りサービスを開始した。これにより、通勤・通学をはじめ、外出先からの帰宅途中に食材を受け取ることが可能になる。株価は8月以降、横ばいのままだが、全体相場が急激に下げ始めた10月は逆に水準を上げて横ばいになっている。このもみ合いが煮詰まる様子のため、チャート妙味が強まってきたとの見方もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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