【株式市場】日経平均は一時362円高、衆議院「解散は買い」とされ好業績株など高い

◆日経平均は2万8425円90銭(285円62銭高)、TOPIXは1979.98ポイント(6.15ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億1266万株

 10月14日(木)前場の東京株式市場は、NY市場でNASDAQ指数などが4日ぶりに上げたことなどで東京エレク<8035>(東1)などの日経平均に効く半導体株や電子部品株が上げ、任天堂<7974>(東1)も高い。また、衆議院解散を受け、衆院選の期間中は日経平均が上がる傾向があるとされて株価指数の先物が強い。日経平均は午前9時30分にかけて362円46銭高(2万8502円74銭)まで上げ、前引けまで上げ幅200円台で推移した。

 サイゼリヤ<7581>(東1)や吉野家HD<9861>(東1)が好決算や今期予想の増額修正など好感されて急伸し、光陽社<7946>(東2)はワクチン証明書制度への期待に加え10月7日付で筆頭株主に躍り出ていたことが判明と発表の植島幹九郎氏の動向に何かあるのではとされて2日連続ストップ高。チームスピリット<4397>(東マ)は今期への期待強いとされ急反発。アイフリークモバイル<3845>(JQS)はNFT(非代替トークン)事業への積極的な取組などが言われ朝方に急伸し出来高急増。

 東証1部の出来高概算は6億1266万株、売買代金は1兆3327億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は873銘柄、値下がり銘柄数は1198銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種が値上がりし、その他製品、精密機器、化学、食料品、電気機器、医薬品、サービス、小売り、情報通信、機械、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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