インスペックは年初来の安値圏から大きく出直る、ソニーGとTSMCの半導体工場など好感

株式市場 銘柄

■外観検査の3大技術すべて社内保有し今期業績は急回復を想定

 インスペック<6656>(東2)は10月15日、9%高の1522円(132円高)まで上げた後も値上がり率8%台を保ち、後場寄り後は1506円(116円高)前後で推移。ソニーG<6758>(東1)と世界的な半導体製造の大手・台湾積体電路製造(TSMC)が日本国内に半導体製造工場を建設することなどが買い材料視され、年初来の安値圏から大きく出直っている。

 画像処理技術、メカトロニクス技術、光学センシング技術という外観検査の3大要素技術すべてを社内に保有し、世界で初めて継ぎ目なしで長尺露光を実現したFPC露光機を開発するなど、半導体製造にともなう外観検査装置で独自路線を走る。今期・2022年4月期の業績は各利益とも黒字化を見込み、売上高は23億円(80.6%増)などと急回復の見込みとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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