ビリングシステムは「PayB」の提供拡大が好感され年初来の高値を更新

■10月に入り中部電力グループ、ソフトバンクと相次いで提供開始を発表

 ビリングシステム<3623>(東マ)は10月18日、時間とともに上げ幅を広げ、午前11時過ぎには8%高の1347円(103円高)に達し、ほぼ1週間ぶりに年初来の高値を更新している。13日付で、スマートフォン決済サービス「PayB」がソフトバンク(9434)の各種サービスで発行される払込票の支払い手段として同日より採用されたと発表。業績拡大への期待が強まっている。

 「PayB」は、コンビニエンスストアなどでの支払いで利用される払込票のバーコードを、スマートフォンのカメラ機能で読み取り、登録した銀行口座から即時に支払いができるサービス。払込票と現金を持参する必要がないため利便性が向上する。10月1日には、中部電力(9502)の中部電力ミライズ(株)に「PayB」の提供開始と発表しており、あわせて買い材料視されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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