JPホールディングスグループが運営する学童クラブで遊びながらSDGsを学ぶ出張教室「トヨタ環境こどもプログラム」を開催

 子育て支援事業最大手JPホールディングス<2749>(東1)のグループ企業である日本保育サービスが運営する学童クラブ「二番町こどもクラブ」(東京都千代田区)で、8月5日、朝日新聞社が運営する「すき!がみつかる 放課後たのしーと」とトヨタ自動車<7203>(東1)の共催による「トヨタ環境こどもプログラム トンボ篇」の出張教室が開催された。

 出張教室ではトヨタの社員が講師となり、こどもたちは、身近なトンボを題材に、「推理クイズ」や「3コママンガ」などを通じて遊びながら環境について学んだ。

■トンボが生きる環境の変化から生態系の大切さを学ぶ

 今回の出張教室に参加したのは、二番町こどもクラブに通う小学1年生から6年生のこどもたち40名。まずは、「ハッチョウトンボを絶滅の危機に追い込んだ犯人は誰だ」という推理クイズにチャレンジ、こどもたちは探偵となり、なぜ、ハッチョウトンボの住む場所がなくなったのかを推理した。次に、赤トンボの一種であるアキアカネの気持ちを表した3コママンガ「とんぼ兄さんのやってらんね~!!劇場」を皆で読み、アキアカネの生態を学んだ。

 「トンボが元気に暮らせる環境を取り戻すためには『ゴミを捨てない』『水を汚さない』『自然を大切にする』ことが大事」という講師の言葉に、こどもたちは静かに聞き入っていた。

 出張教室の最後には、当日学んだことを踏まえて、トンボが元気に暮らせる環境を守るために自分でできる「環境宣言」をこどもたち自身で考えてカードに書き込み、壁のポスター「みんなの環境宣言」に貼り付けた。ポスターには「川を汚さない」「プラスチックをリサイクルする」「自然を大切にする」「地球温暖化を防ぐ」など、こどもたちの宣言が並んだ。

 出張教室を受けて、こどもたちからは「今まで身近だった生き物がいなくなっていることを知って、おどろいた。」「あらためて、自然を大切にしなきゃと思った。」などの感想が寄せられ、環境問題に対して意識を向けるきっかけとなった。

■「すき!がみつかる 放課後たのしーと」について

 学童保育など放課後の児童を預かる施設を支援するため、朝日新聞社が立ち上げた、社会課題解決型事業。SDGsの3つのゴール「8:働きがいも経済成長も」「4:質の高い教育をみんなに」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」に根差した取り組み。現在の利用児童数は50万人以上で、全国の学童に通う約131万人の児童(2020年12月厚生労働省発表 放課後児童クラブの登録児童数から)のうち、2~3人に1人が、「たのしーと」を使っていることになる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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