【株式市場】半導体株など軟調だが日経平均は201円安を底に下げ幅を縮小

東京証券取引所

◆日経平均は2万9161円71銭(93円84銭安)、TOPIXは2023.28ポイント(4.39ポイント安)、出来高概算(東証1部)は4億7043万株

 10月21日(木)前場の東京株式市場は、ビットコインの最高値を受けマネックスG<8698>(東1)などが高い。一方、原油一段高の割に出光興産<5019>(東1)などは重く、NY市場で半導体関連株が四半期業績などを受けて下げたため、東京エレク<8035>(東1)などは軟調。日経平均は取引開始後の200円53銭安(2万9055円02銭)で下げ止まり、前引けにかけては100円以上の回復となった。

 サインポスト<3996>(東1)がストップ高となり、出資先のファミリーマート向け無人決済システムとファミリーマート無人店の郵便局への出店報道など材料視。フクビ化学<7871>(東2)は炭素繊維複合材の革新的一貫製造プロセスがNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)に採択されたとの18日発表が引き続き材料視され一段高のストップ高。アールプランナ<2983>(東マ)は住宅商品のグッドデザイン賞などが材料視されストップ高。SEMITEC<6626>(JQS)は医療危機関連センサー好調とされ業績への期待が強いようで約1ヵ月ぶりに上場来の高値を更新。

 東証1部の出来高概算は4億7043万株、売買代金は1兆1097億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は957銘柄、値下がり銘柄数は1080銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、石油石炭、鉱業、非鉄金属、ゴム製品、倉庫運輸、機械、情報通信、電気機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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