スタンレー電気が最近の出直り相場で高値に進む、第2四半期決算と自社株買いなど好感

銘柄フラッシュ

■自動車機器事業など好調で4~9月の連結営業利益50%増

 スタンレー電気<6923>(東1)は10月27日、続伸基調で始まり、取引開始後は2960円(58円高)まで上げて最近の出直り相場の高値に進んでいる。26日の15時に発表した第2四半期連結決算(2021年4~9月・累計)の営業利益が前年同期比49.9%増加し、同時に自己株式取得(自社株買い)も発表。好感買いが先行している。

 第2四半期は、自動車機器事業の売り上げが前年同期比14.7%増加し、世界の自動車生産が半導体不足などのため伸び悩んだ中で好調に推移。4~9月の連結売上高は前年同期比15.0%増加した。3月通期の連結業績予想は引き続未定とし、算定が可能になった時点で改めて開示するとしたが、前期比での大幅回復に期待が強まっている。

 自社株買いは、100万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.62%)、20億円を上限に、2021年10月27日から同年11月17日まで実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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