日野自動車はスズキ・SUBARU・ダイハツ・トヨタ・マツダによる次世代車載通信機の技術仕様の共同開発に参画

■開発効率化により、デジタルソリューションの確立を加速

 日野自動車<7205>(東1)は10月29日、スズキ<7269>(東1)、SUBARU<7270>(東1)、ダイハツ工業、トヨタ自動車<7203>(東1)およびマツダ<7261>(東1)が進める、次世代の車載通信機の技術仕様の共同開発および通信システムの共通化に参画すると発表。車載通信機および通信システムの開発効率化を図り、物流の社会課題解決に貢献するデジタルソリューションの早期実装を目指していく。

 物流に関する社会課題の解決に向けては、ニーズに応える車両の提供と合わせて、コネクティッドサービスをはじめとするデジタルソリューションが非常に重要な役割を担う。車両・積荷・インフラ等のさまざまなデータやデジタル技術を活用した、物流効率化に資するソリューションの早期実装が求められており、日野自動車もこの領域の取り組みを積極的に推進している。

 今回、日野自動車が参画するのは、車両から車載通信機センターまでの接続仕様を共通化した次世代通信システム構築の協業。トヨタ自動車が開発した車載通信機技術をベースに、各社が保有する技術を盛り込みながら開発を進めることで、さらに安全・利便・快適なコネクティッドサービスの提供を目指していく。

 さらに、車載通信機および通信システムの開発の効率化・加速化を図ることで、サービス面での開発にリソースを投入し、顧客向けコネクティッドサービス「HINO CONNECT」をはじめとするデジタルソリューションの確立を加速していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る