【株式市場】TPP関連株など高くギリシャ問題は一服し日経平均は続伸

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万329円32銭(93円59銭高)、TOPIXは1636.41ポイント(6.01ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億6672万株

チャート2 7月1日後場の東京株式市場は、対ドルで円安基調になった上、ゴールドマン・サックス証券が1年後のTOPIXの水準を1770ポイントから1850ポイントに引き上げたと伝えられたことなどが好感され、日経平均はジリ高のまま大引けにかけて111円01銭高(2万346円74銭)まで上げた。ギリシャの債務問題に対する懸念は小康状態になった。

 後場は、第一生命保険<8750>(東1)楽天<4755>(東1)などが一段強い相場となり、前場活況高だったコープケミカル<4003>(東1)などのTPP(環太平洋経済連携協定)関連株やコーセー<4922>(東1)などのインバウンド消費関連株は高値もみ合いに転換。テリロジー<3356>(JQS)はセキュリティ関連株物色に乗り4日連続ストップ高。証券株や事業者金融株なども高い。

 東証1部の出来高概算は21億6672万株(前引けは11億846万株)、売買代金は2兆2303億円(同1兆365億円)。1部上場1887銘柄のうち、値上がり銘柄数は1218(同1141)銘柄、値下がり銘柄数は560(同581)銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、小売り、その他金融、その他製品、建設、サービス、ガラス・土石、精密機器、などとなった。

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