キッコーマンはブラジル工場からキッコーマンしょうゆの出荷を開始

■南米事業の展開を本格化

 キッコーマン<2801>(東1)のグループ会社、キッコーマンブラジル商工有限会社は、2021年11月から、ブラジル工場で生産したキッコーマンしょうゆの出荷を開始する。

 キッコーマンは、米国2拠点、欧州1拠点、アジア4拠点のキッコーマンしょうゆの海外生産拠点を有し、キッコーマンブラジル社は海外における8番目のしょうゆの生産拠点となる。

 キッコーマンは、2018年に策定した長期ビジョン「グローバルビジョン2030」のしょうゆグローバル戦略の中で、”2020年代に南米事業を成長ステージへ”という目標を掲げている。ブラジルにおけるキッコーマンしょうゆの生産・出荷開始を契機に、今後、南米における事業展開を本格化させていく。

 これまでキッコーマンは、南米各国において、アメリカ産やシンガポール産のキッコーマンしょうゆ等を輸入し、販売を行っていた。ブラジルでは2018年にキッコーマンブランドのしょうゆ加工品等の委託製造・販売を開始した。

 そして、2020年3月、キリンホールディングス株式会社からキッコーマンブラジル社の前身であるAzuma Kirin Industria de Bebidas e Alimentos Ltda.(アズマキリン社)の全株式を取得、子会社化し、ブラジル市場への本格参入を開始した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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