【株式市場】日経平均は反落模様だが朝方の189円安を下値に持ち直す

株式市場 東京証券取引所 株価

◆日経平均は2万9580円49銭(66円59銭安)、TOPIXは2035.68ポイント(9.04ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億7245万株

 11月2日(火)前場の東京株式市場は、岸田首相が「GoTo」再開を検討などと伝えられたことを受け、JR各社や空運、旅行・観光関連株が上げた一方、昨日に業績予想の増額などで一段高となったソニーG<6758>(東1)が午前10時前頃から小安くなり、半導体株は取引開始から高安混在など、上げ一服模様の銘柄も散見された。日経平均は取引開始直後の188円81銭安(2万9458円27銭)を下値に一進一退となり、前引けにかけては持ち直し気味に推移した。

 TDK<6762>(東1)が業績予想の増額修正など好感されて活況高となり、加賀電子<8154>(東1)は今週後半の四半期決算発表などへの期待強まり続伸。IMICA(イマジカ)G<6879>(東1)は中間決算の黒字転換など好感されてストップ高。シャルレ<9885>(東2)は業績予想の増額など連日好感され2日連続ストップ高。ENECHANGE(エネチェンジ)<4169>(東マ)は電気自動車充電事業への進出など好感され一時ストップ高。ケイブ<3760>(JQS)は「モンスターストライク」開発企業との資本提携など材料視され買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億7245万株、売買代金は1兆3561億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は699銘柄、値下がり銘柄数は1370銘柄。

 また、東証33業種別指数は6業種が値上がりし、空運、海運、卸売り、繊維製品、電気機器、サービス、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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