夢展望が後場急伸ストップ高、第2四半期大幅改善、前回の急騰とは異なる資金流入の見方

ストップ高 上がる 高い

■4~9月、各利益とも大きく赤字改善し注目集中

 夢展望<3185>(東マ)は11月15日の後場、一段と上げ、取引開始後にストップ高の383円(80円高)で売買され、そのまま買い気配となっている。昼12時30分に第2四半期決算(IFRS、連結)を発表し、4~9月累計の営業利益が前年同期の2.77億円の赤字から0.84億円の赤字へと大きく改善、各利益とも大きく改善し注目集中となった。3月通期の予想は各利益とも黒字のまま据え置いた。

 このところの株価は、11月5日から動意を強めており、同日にサンリオ<8136>(東1)のキャラクターとのコラボ商品発売と新株予約権の行使完了を発表したため、これが買い材料になったとみられていた。この時の株高は11月11日の取引時間中に628円まで上げたあと急速に値を消したが、今回は業績を買う再騰のため、同社についての評価の異なる資金が新たな相場を形成する期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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