ソーダニッカが急伸、大幅増益、増配、自己株式の取得、消却、「プライム市場」への取組など好感

■「流通株式時価総額」および「1日平均売買代金」の基準充足めざす

 ソーダニッカ<8158>(東1)は11月16日、急伸商状となり、15%高の723円(96円高)まで上げて今年1月につけた年初来の高値を更新し、午前10時30分を過ぎても700円台で強調推移となっている。15日の16時に発表した第2四半期決算が大幅増益となり、9月中間配当・3月期末配当予想を増額修正したほか、自己株式の取得、消却、さらに東証の新市場区分「プライム市場」の上場維持基準の充足に向けた取組を発表し、好感買いが先行している。

 東証の新市場区分「プライム市場」上場に向け、上場維持基準のうち「流通株式時価総額」および「1日平均売買代金」について基準の充足に向けた取組を開始するとした。

 第2四半期連結決算(4~9月・累計)の連結営業利益は前年同期比46%増加し、各利益とも3割から6割近い増益となった。9月中間配当・3月期末配当の予想を、ともに従来予想の1株7円から8円の予定に増額した。各々前期実績比1円の増配。

 自己株式の取得(自社株買い)は、取得総数100万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.23%)、取得総額8億円を上限に、2021年11月16日から22年3月31日まで実施する。また、21年11月1日付(予定)で自己株式120万株(消却前の発行済株式総数に対する割合4.76%)を消却する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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