【株式市場】日経平均は前引けにかけ157円高まで上げ続伸基調、半導体株など高い

株式市場 東京証券取引所 株価

◆日経平均は2万9718円62銭(119円96銭高)、TOPIXは2037.72ポイント(2.20ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億7108万株

 11月19日(金)前場の東京株式市場は、東エレク<8035>(東1)が時間とともに上げ幅を広げ、レーザーテック<6920>(東1)は急伸スタ-トの後もみ合ったが共に上場来の高値を更新し、米エヌビディア急伸、米半導体株指数高など好感。米景気拡大期待などから海運株、大手商社株なども高い。日経平均は取引開始後に140円高まで上げ、中だるみを経て前引け間際に157円26銭高(2万9755円92銭)まで上げ、前日比で反発基調となった。

 マーケットエンタープライズ<3135>(東1)が新拠点からEU(欧州連合)向けに中古農機の輸出開始との発表など好感されてストップ高。フィックスターズ<3687>(東1)はスーパーコンピュータ「富岳」の演算速度世界一を契機とした買い再燃とされ一段高。日本アビオ<6946>(東2)は好決算に続き防衛費の予算7000億円報道が材料視され続伸一段高。ホープ<6195>(東マ)は経済対策55.7兆円や12月1日から持株会社になることが好感されストップ高。

 新規上場のAB&C<9251>(東マ)は取引開始から9分後に公開価格1490円を6%下回る1400円で初値をつけたが、これを下値にジリ高となり、同1.2%高の1508円まで上げて前引けもこの値で高値引け。

 東証1部の出来高概算は5億7108万株、売買代金は1兆3975億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は703銘柄、値下がり銘柄数は1347銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種が値上がりし、鉱業、卸売り、精密機器、石油石炭、海運、非鉄金属、電気機器、その他製品、化学、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る