村田製作所は5G対応スマートフォン向け小型パワーインダクタの量産を開始

■定格電流約20%向上、直流抵抗約50%低減

 村田製作所<6981>(東1)は12月2日、5G対応スマートフォン向け2012サイズ(2.0×1.2mm)のパワーインダクタ「DFE21CCN_ELシリーズ」(以下、「本製品」)の量産を開始したと発表。同社同サイズの従来製品よりも定格電流を約20%向上、直流抵抗を約50%低減した同製品により、回路の安定化・小型化した。

 近年、スマートフォンの高機能化にともない、機器に搭載される電源回路が増加している。なかでも、一部の5G対応スマートフォンでは、従来の4G対応スマートフォンと比べて、電源電圧を調整するパワーモジュールに使用されるパワーインダクタの数が約30%増加している。さらに、5G対応スマートフォンのバッテリーの大型化により、部品のさらなる小型化が求められている。そこで同社は、磁気回路の最適化技術と高度な成型技術によりスマートフォンの高機能・小型化に貢献する本製品を開発した。

 村田製作所は、通信市場ならびに車載市場を基幹市場と位置付けており、今後も市場ニーズに対応した製品の開発に取り組み、パワーインダクタのラインアップ拡充していく。通信市場向けにはより小型の製品の開発に取り組み、車載市場向けには先進運転支援システム(ADAS)、次世代車載情報通信システム(IVI)といったシステムに向けて開発を進めていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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