ソフトバンクGは7日続落、中国滴滴の米国上場取りやめや「オミクロン株」の世界経済への影響など注視

銘柄 下げる

■日経平均を約82円引き下げる

 ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東1)は12月6日、7日続落模様となり、午前10時10分過ぎには7%安の5170円(389円安)前後で推移。連日の年初来安値更新となっている。投資事業を巡り、新型コロナ「オミクロン株」による世界経済への影響や、中国企業の配車アプリ大手、滴滴出行のNY上場取りやめ報道などが手控え要因になっているようだ。日経平均を約82円引き下げる計算になっているという。

 7日続落の初日、11月26日は5.2%安(347円安の6336円)と大きく下げた。この日は、ブルームバーグニュースが、複数の関係者の話として、中国当局が滴滴出行(ディディ)に対し米国での上場廃止を要請したとの観測報道が伝えられた。12月3日には、ロイター通信が、「中国企業の米上場株が大幅安、滴滴のNY上場廃止方針受け」などと伝え、「ソフトバンクビジョンファンド」などへの影響が心配された。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る