旅行関連株が一段と出直る、首相演説の「新たな『GoTo』事業」など好感される

■新型コロナ感染の報道は続くが関連株の出直り続き要注目の姿勢も

 KNTーCTホールディングス<9726>(東1)は12月7日、一段と出直って始まり、取引開始後は5%高の1518円(78円高)まで上げ、今年11月26日以来の1500円台を回復している。岸田首相が6日の所信表明演説でGOTo関連事業について、「安全・安心な形で新たな『GoTo』事業などの消費喚起策を行う準備も進める」としたことなどが好感されている。エアトリ<6191>(東1)は7%高まで上げる場面を見せて出直りを強めている。

 新型コロナについては、群馬県の工場と山形県の育児施設で発生したクラスター、空港検疫でのオミクロン株感染者確認などの報道が続き、いぜん注意を要する状況が続いているが、株式市場関係者からは、最近の旅行関連株の強さには注目しておく必要がありそう、といった見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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