【株式市場】日経平均は318円高、NY株の2日連続大幅高など好感、TOPIXは2000pt回復

取引所

◆日経平均は2万8774円05銭(318円45銭高)、TOPIXは2002.40ポイント(12.55ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億9788万株

 12月8日(水)前場の東京株式市場は、NY株式の2日連続大幅高、半導体株指数の最高値更新を受け、ソニーG<6758>(東1)や任天堂<7974>(東1)、東京エレク<8035>(東1)などが活況高となった。日経平均は338円高で始まり、ほどなく379円41銭高(2万8835円01銭)まで上昇。その後も前引けまでほとんど上げ幅300円台を保ち大幅続伸基調となった。TOPIXは11月26日以来の2000ポイント回復となった。

 キヤノン<7751>(東1)が続伸基調で出直りを強め暗闇でもカラー撮影できる新センサーなど買い材料視。中外製薬<4519>(東1)は「アクテムラ」が欧州で新型コロナ重症治療薬として承認勧告との発表が注目され活況高。日本エコシステム<9249>(東2)は10月8日上場後さえなかったが水質・底質・土壌の環境修復など目新しいとされ出直り増幅。11月24日上場のサイエンスアーツ<4412>(東マ)は主製品の導入拡大など注目され連続高値更新。エイケン工業<7265>(JQS)は10月決算の発表迫ると期待され出直り幅拡大。

 東証1部の出来高概算は5億9788万株、売買代金は1兆5521億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1199銘柄、値下がり銘柄数は844銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種が値上がりし、精密機器、鉱業、その他製品、電機機器、サービス、医薬品、保険、小売り、機械、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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