アステナHDが中期計画をローリング、3年後の営業利益38億円(前期比66%増)などめざす

■売上高は「収益認識基準」など適用のため金額が減ることに

 アステナホールディングス(アステナHD)<8095>(東1)は1月13日の17時、2021年1月に策定した「新中長期ビジョン」に基づく中期経営計画をローリング方式で見直した連結数値計画(22年11月期から3年間)を発表した。

 新たな3ヵ年の連結数値計画の売上高は、「収益認識に関する会計基準」等を適用するため金額が減少する見込みとなり、2021年11月期の実績723.22億円に対し、22年11月期は500億円(従来基準では730億円)、24年11月期は600億円(同880億円)。

 また、営業利益の連結数値計画は、21年11月期の実績22.83億円に対し、22年11月期は17億円、24年11月期は38億円。ROE(株主資本利益率)は、21年11月期の実績7.3%に対し、22年11月期は6.3%、24年11月期は8.9%。こうした見直しは、今後も経営環境の変化などに柔軟に対応するため、原則として毎期改定を行うローリング方式の3ヵ年の中期経営計画として発表するとした。

 「新中長期ビジョン」では、(1)プラットフォーム戦略、(2)ニッチトップ戦略、(3)ソーシャルインパクト戦略、の3つのサステナビリティ戦略を、基本戦略としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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