【株式市場】日経平均は後場持ち直し365円安、2日続落だが主力株買い復調

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8124円28銭(364円85銭安)、TOPIXは1977.66ポイント(27.92ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し14億8150万株

 1月14日(金)後場の東京株式市場は、前引けにかけて下幅を広げたソニーG<6758>(東1)が戻り歩調となり、日本製鉄<5401>(東1)や日本郵船<9101>(東1)が一段強含んで堅調相場となり、主力株への買いが復活する雰囲気になった。日経平均ベースで2万8000円割れには買いが入る様子。日経平均も下げ幅を400円台に縮めて始まり、13時半過ぎには305円安まで持ち直したが、大引けにかけては一進一退で2日続落となった。

 後場は、リンナイ<5947>(東1)が暖房機需要への期待などで一段と強含み、ファーストリテ<9983>(東1)は朝上げたあと伸びなかったが値を保って推移。日本伸銅<5753>(東2)は国際銅相場の上昇基調や給湯器の凍結増加など材料視され一段高。アールプランナー<2983>(東マ)はEV充電設備を標準設備とした住宅への期待などで後場強い。シー・エス・ランバー<7808>(JQS)は木材市況鷹に伴う業績拡大期待で後場強く大引け後に中間決算を発表。

 東証1部の出来高概算は14億8150万株(前引けは7億4060万株)、売買代金は3兆4410億円(同1兆8184億円)。1部上場2185銘柄のうち、値上がり銘柄数は503(前引けは201)銘柄、値下がり銘柄数は1599(同1930)銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種(前引けも3業種)の値上がりにとどまり、値上がりした業種は、海運、水産農林、小売り、となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る