【株式市場】日経平均は後場一段と上げ306円高となり大きく反発

東京証券取引所

◆日経平均は2万7772円93銭(305円70銭高)、TOPIXは1938.53ポイント(18.81ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億8247万株

 1月20日(木)後場の東京株式市場は、トヨタ自<7203>(東1)やファナック<6954>(東1)が一段と上げ、伊藤忠<8001>(東1)も一段ジリ高。鹿島<1812>(東1)も同様で堅調転換。米夜間取引でダウ先物が高いとされ、日経平均も一段高で始まり、前場の高値を上回って推移。14時半過ぎには415円30銭高(2万7882円53銭)まで上げ、大引けも上げ幅300円台で大幅反発となった。

 後場は、日本ペイントHD<4612>(東1)が一段ジリ高となり、株式売出しの価格決定を通過し買い解禁の様子。JFEシステムズ<4832>(東2)も一段と上げ、昨日の全体安の中でも移動平均に沿った右肩上がりに変化なしとチャート妙味。i-plug<4177>(東マ)は1月下旬の個人投資家向けオンライン説明会に向けて思惑が高まりそうとされ再び一段と上げストップ高。シライ電子<6658>(JQS)は「透明薄柔基板」開発発表が注目され一段高となりストップ高。

 東証1部の出来高概算は12億8247万株(前引けは6億5758万株)、売買代金は3兆1658億円(同1兆6504億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1559(前引けは1506)銘柄、値下がり銘柄数は539(同573)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位は、サービス、その他製品、卸売り、小売り、非鉄金属、情報通信、化学、ゴム製品、電機機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る