グラファイトデザインは3日続伸で出直る、全体相場が冴えず投資の基本である業績に立ち返り銘柄を選別

■第3四半期の売上高は43%増、営業利益は7倍

 グラファイトデザイン<7847>(JQS)は1月24日、665円(15円高)まで上げた後も堅調に推移し、後場も663円(13円高)で開始。3日続伸基調となっている。1月13日に発表した第3四半期決算(2021年3~11月・累計)が前年同期比で売上高43%増、営業利益7倍などと業績が好調なため、日経JASDAQ平均や東証マザーズ平均が一段続落模様の中、好業績が見直され選別買いが集まったとみられている。

 第3四半期決算の発表に先立ち、1月12日に2月期通期業績予想の増額修正を発表した。株価は予想の修正を受けて急伸したが、決算の発表後は出尽し感からか反落。しかし、全体相場が冴えない中で、投資の基本である業績動向に立ち返って銘柄を選別する動きは強まっている。グラファイトデザインにもこうした観点からの買いが入っている様子だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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