マーケットエンタープライズは6%高、東京都の自治体と粗大ごみ再利用などの取組に注目集まる

■4日続伸基調、墨田区と連携して持続可能な資源活用めざす

 マーケットエンタープライズ<3135>(東1)は1月25日の後場、6%高の730円(41円高)で始まり、4日続伸基調の出直り継続となっている。昨年12月下旬、東京都の自治体では初の取り組みとして、東京都墨田区と連携して同社のリユースプラットフォーム「おいくら」を活用した粗大ごみ再利用・削減などの実証実験を行うと発表しており、官民連携による持続可能な資源活用への取り組みに注目が集まっている。

 発表によると、東京都墨田区では、区民1人1日あたりのごみ総量の削減をめざし、2018年度に1人1日あたり677gであったごみ総量を、2030年度までに606gまで減量することを目標として掲げているという。一方、同社の不要品の買取サービス「おいくら」は、一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、月間平均3万人(2020年8月現在)が利用している。不用品の処分方法として、廃棄ではなく売却という形でリユースできる選択肢が加わることで、循環型社会形成の促進につなげる計画だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る