【株式市場】日経平均は107円安、一時273円安から復調、資源株など高い

東京証券取引所 株式市場

◆日経平均は2万7024円08銭(107円26銭安)、TOPIXは1894.63ポイント(1.99ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億1074万株

 1月26日(水)前場の東京株式市場は、ロシア・ウクライナ情勢を受けた資源高観測などを受けて日本製鉄<5401>(東1)や日本郵船<9101>(東1)が高く始まったあとも堅調に推移し、三井金<5706>(東1)やINPEX<1605>(東1)もしっかり。ただ、資源高は日本経済にとって打撃のため日経平均は軟調に推移。取引開始直後の53円20銭高(2万7184円54銭)を上値に値を消し、午前10時40分にかけて272円66銭安(2万6858円68銭)まで下押し、前引けは下げ幅100円台まで戻した。

 スズキ<7269>(東1)が自動車株の中で快調に推移し、インド子会社の業績好調など好感。コメリ<8218>(東1)は第3四半期決算の発表を受け大きく反発。川本産業<3604>(東2)は新型コロナ病床増設の観測などで再び急反発。エーアイ<4388>(東マ)は音声合成エンジンが国税庁のYoutube動画チャンネル採用など好感され急伸。アミタHD<2195>(JQG)は半導体製造の拡大とともに廃棄物処理も増加とされ再び出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は5億1074万株、売買代金は1兆3917億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1070銘柄、値下がり銘柄数は980銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が値上がりし、その他製品、海運、精密機器、鉄鋼、保険、非鉄金属、銀行、情報通信、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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