インフォマート、飲食店の食材発注をAIで自動化する「HANZO 自動発注」×「メニューPlus」を老舗ラーメンチェーン“福しん”が全32店舗に導入開始

■店舗業務をDXで効率化し、従業員の働きやすい環境整備へ

 インフォマート<2492>(東1)の提供する飲食店のメニュー管理業務を効率化するクラウドサービス「メニューPlus」と、Goals(本社:東京都港区)の提供する必要な食材をAI(人工知能)が予測し自動発注するクラウドサービス「HANZO 自動発注」は、福しん(本社:東京都豊島区)の運営する老舗ラーメンチェーン「福しん」全32店舗に採用された。2022年1月から導入・運用を開始し、発注作業の業務負担軽減を目指していく。

■導入の背景

 飲食店の食材発注は、季節ごとのメニュー変更や、天気・曜日に応じた来客数の予測など、経験を必要とする場合が多い傾向にある。福しんでは発注業務を店長や一部の“ベテラン”従業員のみが行うため、業務負担に偏りがあった。福しんはDX(デジタルトランスフォーメーション)による業務負荷の軽減に注力しており、今回両システムの導入を決定した。

■概要

 「メニューPlus」は、メニューのレシピで必要な食材の数量や原価の情報を見える化することで、店舗従業員でデジタル共有・管理を可能にする。また、新商品や、毎月提案しているメニューの調理工程の登録も簡便に行える。

 「メニューPlus」とマスターデータを共有している「HANZO 自動発注」は、来客数や提供する料理の数量をAIが予測し、必要な食材の発注数を自動算出するクラウドサービス。パソコンやスマートフォンのブラウザ上で操作ができるので、他のハードウェアを購入せずに利用可能。また、食材の画像やアイコンの配色から画面を見て直感的に操作できる。操作方法の伝達もスムーズに行えるため、熟練者以外の従業員でも発注業務の分担が可能になる。両システムにより発注作業の業務負担軽減を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る