ブラザー工業は急反発、業績予想の増額修正や自社株買いなど好感される

銘柄フラッシュ

■第3四半期の税引前利益は21.8%増加

 ブラザー工業<6448>(東1)は2月2日、反発基調で始まり、取引開始後は7%高の2196円(136円高)まで上げて大きく出直っている。1日の15時に第3四半期決算、3月通期業績予想の増額修正、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが先行している。

 第3四半期連結決算(2021年4~12月・累計、IFRS)は売上収益が前年同期比14.4%増加し、税引前利益は前年同期比21.8%増加など好調だった。3月通期の連結業績予想は、昨年11月時点の予想から売上収益を0.7%引き上げ、税引前利益は同5.8%引き上げた。

 自社株買いは、上限株数550万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.11%)、上限金額100億円、期間は2022年2月2日から同年7月29日まで。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る