Jトラストは今期68%増収、27%増益など見込む

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■決算説明の動画も同時に配信、前期は各利益とも黒字転換

 Jトラスト<8508>(東2)は2月14日の夕方、2021年12月期の決算発表と決算説明の動画配信を行った。

 2021年12月期の連結業績(IFRS)は、営業収益が前期比7.5%増の423.25億円となり、営業利益は前期の24億円の赤字から52.6億円の黒字になるなど、税引前利益・当期利益・親会社の所有者に帰属する当期利益とも黒字に転換した。

■今期以降ネクサスバンクに関わる評価損は出なくなることに

 営業収益および営業利益はほぼ会社計画どおりとなった。税引前利益と親会社の所有者に帰属する当期利益については、ネクサスバンク株の評価損などから、計画を下回った。ただ、4月以降、ネクサスバンクは当社グループ傘下に入り、上場廃止となるので、2022年以降はこの評価損は出なくなるとした。

 また、事業ポートフォリオの再編が進んでおり、2022年以降の3か年見通しでは、2023年12月期以降、営業利益が大幅に拡大していく見通しだ。

 今期・2022年12月期の連結業績見通しは、営業収益を713.24億円(前期比68.5%増)とし、営業利益は48.23億円(同8.3%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は14.30億円(同27.3%増)、とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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