任天堂は売買交錯となり岩田社長逝去後の新体制を見守る様子

株式市場 銘柄

 任天堂<7974>(東1)は10時を過ぎて1万9750円(55円安)前後で推移し、朝方の2万45円を上値に売買交錯となっている。昨日の朝、岩田聡社長が胆管腫瘍のため逝去と発表。この直後に値を消して軟調に転じる場面が見られ、引き続き気迷い感の漂う展開となっている。

 後任の社長などについて、会社側のIR開示はまだこの時間帯にかけて発表がなく、14日付けの日本経済新聞朝刊が「今後の経営体制について「社長職は竹田玄洋専務と宮本茂専務の2人の代表取締役が代行しその後は未定」とするにとどめた」と伝えた程度。新ゲームの開発や、2015年3月に提携したDeNA(ディー・エヌ・エー)<2432>(東1)との事業展開などには期待が強いが、目先的には様子見気分が拭いきれないようだ。

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