【株式市場】日経平均は一時468円高まで上げ175円高、5年ぶりの円安や4回目の停戦協議など好感

◆日経平均は2万5337円39銭(174円61銭高)、TOPIXは1816.03ポイント(16.49ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億1443万株

 3月14日(月)前場の東京株式市場は、ロシア・ウクライナの4回目の停戦協議が今日にもオンラインで開催と伝えられたことや、5年ぶりの円安(1ドル117円台)などが好感され、トヨタ自<7203>(東1)などが取引開始から上げ、東京エレク<8035>(東1)など値がさの半導体関連株も高い。証券会社の投資判断を受けて三井不<8801>(東1)などの不動産株も上げ、高配当の海運株は連日高い。日経平均は午前9時20分頃に468円23銭高(2万5631円01銭)まで上げ、あと伸び悩んだが前引けもしっかりで前週末比反発基調となった。

 KNTーCTホールディングス<9726>(東1)やJR各社、空運株が上げ、「GoToトラベル」再開に岸田首相が前向きな発言とされ注目再燃。フレンドリー<8209>(東2)は株主優待の再開など好感され気配値のままストップ高。コラントッテ<7792>(東マ)はワークマン<7564>(JQS)とのコラボレーションが好感され買い気配のまま2日連続ストップ高。ヒーハイスト<6433>(JQS)は高業績・大幅増配など好感され活況高。

 東証1部の出来高概算は6億1443万株、売買代金は1兆4062億円。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は1458銘柄、値下がり銘柄数は622銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、不動産、保険、証券商品先物、空運、銀行、パルプ紙、陸運、輸送用機器、水産農林、石油石炭、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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