セーラー広告は一時32%高、未定としていた今期業績予想など好感

■営業利益は10百万円(前期比142百万円の増加、大幅黒字化)

 セーラー広告<2156>(JQS)は3月16日の前場、一時32%高の317円(77円高)まで上げて昨年7月以来の300円台を回復し、前引けも24%高の298円(58円高)と急伸した。15日の15時、未定としていた今期・2022年3月期の連結業績予想および配当予想を発表し、営業利益は10百万円(前期比142百万円の増加、大幅黒字転換)になる見込みなどとし、好感買いが集中した。

 今3月期は、コロナの影響で広告需要は年間をとおして本格的な回復には至らなかったが、デジタルマーケティング分野(インターネット広告、SNS、EC)の受注拡大に努め、連結売上高は65億円(前期比3.7%増)の見込みとし、経常利益は25百万円(前期比108百万円の増加)の見込みとした。また、配当(期末のみ)は1株につき4円の予定(前期も4円)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る