多摩川ホールディングスは小型風力発電所の着工や売却の活発化など好感され6日続伸基調

■3月末に9基売却の売り上げ計上、業績寄与への期待強まる

 多摩川ホールディングス<6838>(東証スタンダード)は4月5日、前日比変わらずを一日加えると6日続伸基調となり、午前11時過ぎには7%高に迫る968円(61円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。連結子会社の多摩川エナジーが北海道石狩市および蘭越町で小型風力発電所を5基開発すると3月31日に発表。4月1日付では7基の小型風力発電所の完工を発表。その前には9基の小型風力発電所の売却による売り上げ計上を発表しているため、小型風力発電所にかかわる事業を巡り業績寄与への期待が強まっている。

 小型風力発電所9基売却の引渡しおよび決済日は2022年3月30日とした。金額は開示していないが、決済時点で売り上げ計上を見込んでいるとしたため、3月決算の発表が注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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