【株式市場】日経平均は526円安、米半導体株指数の下落など影響

◆日経平均は2万7262円05銭(525円93銭安)、TOPIXは1922.35ポイント(26.77ポイント安)、出来高概算(東証プライム市場)は5億4627万株

 4月6日(水)前場の東京株式市場は、NY株の反落、とりわけ半導体株指数SOXの5%近い下落が気にされ、値がさ半導体株や電子部品株などが軟調に始まり、自動車、機械などもジリ安基調となった。一方、メガバンクやJR各社、石油・石炭株などは堅調に推移。日経平均は254円安で始まった後も重く次第安となり、午前11時前に573円37銭安(2万7214円61銭)まで下押した。前引けも下げ幅500円台で3日ぶりの反落模様となった。

 コスモエネルギーホールディングス<5021>(東証プライム)が村上世彰氏系の投資ファンドによる保有割合拡大を受けて急伸し、同ファンドが筆頭株主の富士石油<5017>(東証プライム)も思惑買いなどで急伸。エム・エイチ・グループ<9439>(東証スタンダード)は理美容業界で初の包括的クレジットカード非対面決済プラットフォーム開始など好感され2日連続大幅高。ピアズ<7066>(東証グロース)はオンライン接客システムに加え6日に複数のフードデリバリーサービスを一括管理するシステム発表など好感され3日連続ストップ高。上場3日目のセカンドサイトアナリティカ<5028>(東証グロース)は一段と上げて高値を更新した。

 東証プライム市場の出来高概算は5億4627万株、売買代金は1兆2681億円。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は228銘柄、値下がり銘柄数は1566銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種の値上がりにとどまり、石油石炭、銀行、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る