クリーク・アンド・リバー社が中期計画の業績目標を上方修正、2月決算すべての項目で過去最高のため

決算 決算速報 決算情報

■クリエイティブ分野(日本)のプロデュース事業や医療人材事業など好調

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は4月7日の15時、2022年2月期の業績と中期経営計画の業績目標の上方修正を発表した。

 22年2月期の連結業績は好調で、とりわけグループの中核を担うクリエイティブ分野(日本)におけるプロデュース事業やライツマネジメント事業、医療分野におけるエージェンシー事業が好調に推移し、連結を構成する16社中14社が前期からの利益向上を果たし、すべての項目で過去最高の業績となった。売上高は前期比12.0%増の417.99億円となり、営業利益は同39.4%増の34.11億円で従来予想を20%近く上回る着地となり、親会社株主に帰属する当期純利益は同35.0%増の22.24億円となった。

 こうした推移を受け、3ヵ年の中期経営計画(2021年3月から24年2月まで)で掲げている今期・23年2月期以降の数値計画(連結業績目標)を上方修正し、今期の売上高は従来計画を10億円上回る440億円(前期比5.3%増)に、営業利益は同じく8億円上回る40億円(同17.2%増)に見直した。同様に、来期・24年2月期の連結業績目標は、従来計画に比べて売上高を10億円増の470億円とし、営業利益は同しく10億円上回る45億円に修正した。

 なお、「収益認識会計基準」を23年2月期より適用することにより、ライツマネジメント事業等において売上高の減少影響を織り込んでいるが、利益面への影響は軽微になるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■開発者や投資家に加え、警鐘を鳴らす識者やアーティストも選出、多様な視点でAIの未来を問う  米T…
  2. 【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】 ■広がり始めた「AI格差」  生成AIの利用が急速に…
  3. ■R35 GT-R最終生産、累計4万8000台が築いた伝説  日産自動車<7201>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る