【株式市場】日経平均は313円安、反落だが後場はジリジリ持ち直し出来高増加

◆日経平均は2万6386円63銭(313円48銭安)、TOPIXは1860.76ポイント(17.75ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は後場増加し16億5561万株

 4月27日(水)後場の東京株式市場は、米ダウ先物が夜間取引でしっかりとされ、値がさ半導体株や自動車株が前引け値を上回って始まり、前場堅調だった海運株は一段ジリ高となった。日経平均は前引けに比べて70円ほど下げ幅を縮め434円安で始まり、終盤まで強もみ合いを継続。大引けは下げ幅300円台で反落となった。

 後場は、後場は、カプコン<9697>(東証プライム)が引き続き前週末発表の業績予想など好感され一段と上げて続伸幅を拡げ、正午過ぎに決算を発表した日本ゼオン<4205>(東証プライム)は急出直り。システム・ロケーション<2480>(東証スタンダード)は中古車市場の取引活発など言われて一段高。モブキャストHD<3664>(東証グロース)はゲーム『sin七つの大罪X-TASY』の台湾企業を通じた全世界配信など好感され2日連続急伸。

 27日新規上場となったストレージ王<2997>(東証グロース)は午前9時26分に公開価格660円を14%上回る756円で初値をつけ、高値は前場の29%高は854円、後場は売買交錯となり大引けは763円。モイ<5031>(東証グロース)は昼12時56分に公開価格470円の92%高の902円で初値をつけ、その後は本日のストップ高の1052円まで上げ、大引けは1028円だった。

 東証プライム市場の出来高概算は増加して16億5561万株(前引けは5億7243万株)、売買代金は3兆9995億円(同1兆4079億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は600(前引けは214)銘柄、値下がり銘柄数は1198(同1581)銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がり業種は、海運、鉱業、保険、電力ガス、情報通信、石油石炭、医薬品、となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  4. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  5. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  6. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る