TDKが大きく反発、投資有価証券を米国会計基準で測定した結果「重要な評価益」

TDK

■業績・配当予想の増額修正と中国子会社の合弁など発表

 TDK<6762>(東証プライム)は4月28日、大きく反発し、取引開始後に4025円(170円高)まで上げて2日ぶりに4000円台を回復している。27日の16時、子会社が保有する投資有価証券を米国会計基準に基づき公正価値で測定した結果「重要な評価益」が計上されることになったとして業績予想の増額修正などを発表し、好感買いが先行している。

 2022年3月期の連結決算予想を増額修正し、当期純利益は従来予想を55.8%上回る見込みとした。また、この期末の配当は1株につき従来予想の36円を45円の予定に増額した。さらに、二次電池事業を行う中国子会社と中国企業が合弁会社の設立を含む業務提携を行うことも発表した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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