神鋼商事が後場急伸、経常利益2.4倍など大幅増益の決算を発表し注目再燃

■バイオマス燃料事業の本格化などで全体に予想を上回る着地に

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は4月28日13時に2022年3月期の決算短信を発表し、連結経常利益が従来予想を19%上回る97.26億円(前期の2.4倍)で着地するなど、全体に予想を上回る大幅増益の決算となった。

 株価は13時過ぎから急伸商状となり、12%高の3650円(400円高)まで上げて今年3月31日以来の3600円台に進んでいる。

 22年3月期の連結決算は、バイオマス燃料事業の本格化、中国でのM&Aと事業連携の強化などを進め、営業利益は100億54百万円(前期比125.7%増)、経常利益は97億26百万円(同139.2%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は71億36百万円(同224.7%増)となった。売上高については、期首より「収益認識に関する会計基準」を適用したため前期比較はなく4943億51百万円だった。

 今期・23年3月期の連結業績予想は、売上高を5400億円(22年3月期比9.2%増加)とし、経常利益は106億円(同9.0%増加)、親会社株主に帰属する純利益は70億円(同1.4%減)とした。株式市場関係者からは、ロシア・ウクライナ情勢や対ロ経済制裁などがあるため慎重な見立てにとどめた可能性があるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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